このページはロンドン在住のエッセイスト川合元博が自作のエッセーを掲載しています。ご用とお急ぎでない方は、読んでやってください。
著者の紹介:
川合元博 (かわい もとひろ)
1957年京都市生まれ。金沢大学、大学院でドイツ文学を専攻。1984年某ファスナーメーカーに入社。同年より海外駐在員としてドイツ赴任。1991年ロンドンへ転勤。1996年現地で転職。長らくシステムエンジニアとして働く。ビールとマラソンを好む。妻、真由美との間に子供3人。2000年6月より1年間ドイツに単身赴任。 2018年にサラリーマン生活に終止符を打ち、現在日本語教師、翻訳業。
最近の更新履歴:
2024年08月19日、旅行記のページに、真夏の日本滞在記「アブラゼミはどこへ行った?」を掲載。
2024年08月09日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに、「背負うべき罪」を掲載。
2024年06月22日、書評のページに、イスラエルの歴史学者、「ユヴァル・ノア・ハラリ」のページを掲載。
2023年11月01日、旅行記のページに、京都滞在記「何も起こらない旅行記」を掲載開始。
2023年10月27日、グレーメ・シムション書評のページに、「ロージー・リザルト」を掲載。
2023年09月17日、旅行記のページに、イタリア、サルディニア島滞在記「ロンドンとシンガポールの真ん中は?」を掲載。
2022年09月09日、書評のページに、三国演戯を基にした中国のテレビシリーズ「三国、Three Kingdoms」を掲載。
2023年06月22日、旅行記のページに、ギリシア、コルフ島滞在記「山と海の間で」を掲載。
2023年05月10日、旅行記のページに、京都、大網白里訪問記「旅の極意とは」を掲載。
2022年12月27日、ミカエル・ヒョルト/ハンス・ローゼンフェルド書評のページに、「収穫される果実」を掲載。
2022年11月17日、旅行記のページに、シンガポール訪問記「イエイエ、ナイナイ、シンガポールを行く」を掲載。
2022年11月12日、書評のページに、グレーメ・シムションの「ロージー・イフェクト」を掲載。
2022年07月28日、旅行記のページに、京都、金沢訪問記「祇園ばやし」を掲載。
2022年06月19日、旅行記のページに、ギリシア・ケファロニア島旅行記「海さえあればそれで満足」を掲載。
2022年03月10日、書評のページに、シラ/ロルフ・ビョリリンド「春の満ち潮」を掲載。
2022年02月14日、旅行記のページに、「トロピカル・クリスマス シンガポール訪問記」を掲載。
目次:
このウェッブ・サイトに最初に掲載された、このサイトの主題とも言える文章です。ちょうど三十年前に書いた文章。読み返す度に、そのときの自分が少し恋しくもなります。読んでいただき、一片の共感を持っていただければ、三十年前の筆者も喜ぶことと思います。
ひとりの作家を読み始めたら、その作家の作品は読み尽くすという、「食いついたら離れない」、ブルドッグ式読書法の筆者。今のところ、文字通り、旅から旅への人生だけど、駅で、空港で、社中で、機中で、本さえあればそれで幸せな人間なのです。筆者の読書は主にミステリー、それも人間味のあふれるミステリー小説。読んでいる言葉は、第二の母国語であるドイツ語、それから時々英語。まだ日本語では翻訳の余り出ていない作家も含め、日本の皆様にヨーロッパの現代の作家をご紹介します。
旅行は好きだけど、観光は面倒くさいという、自他とも認める「怠惰な旅行者」の筆者。世界中に友達を作り、その友達とお互い訪ね合うのが夢です。これまで、地球のあちこちに残した足跡を辿ります。
「モトのフォトアルバム、Moto’s
Photo Album」
「ディスカバー・ロンドン」と称してカメラを携えてロンドンをほっつき歩いている筆者。どうしても若いお姉さん達にカメラが向いてしまいます。しかし、たまには良い写真もありますので、お気軽にご覧下さい。
自分で言うのも何ですが、おそらく、私は、スウェーデンのミステリー小説に関しては、日本で一番の「オーソリティー」のはず。長年の読書と、リサーチの集大成として、書き始めたシリーズです。
スウェーデンの有名な輸出品は何?イケアの家具、ボルボやサーブの車、木材・・・忘れてならないのはミステリー小説。スウェーデンは、全世界で読まれるミステリーの重要な供給元なのです。その作家、作品の魅力、背景を紹介しています。
二〇〇四年で日本を離れて二十周年記念の筆者。これまでのヨーロッパ暮らしで見たり聞いたりしたことを、こつこつと書き溜めてきました。「そやからどうやねん」と言われるようなことばかりですが、お暇な方はお読みください。
「ロンドンに響け、六甲おろし」、(掲載 2003年10月1日)
18年ぶりの阪神タイガースの優勝。それをロンドンで迎えることになった筆者。前回の優勝のときは、ドイツの片田舎にいて随分寂しい思いをした。今回こそは、賑やかにお祝いしようと、ロンドンの真中にトラキチを集めて、六甲おろしを合唱することを思いつく。
僕が再び走り始めるようになった経緯と、楽しかったドイツでの走り仲間との交流を描いた読み物です。小説と呼んでもいいですが、15パーセントの虚構と、85パーセントの真実で綴ってあります。どうぞお読みください。
スウェーデンの作家による推理小説を読み、それを体系づけることは私のライフワークです。現在推理小説の原型が、スウェーデンのある作家から発生していることを、進化論のように辿っていきます。
お読みいただき有り難うございました。 ご感想を wataming@dircon.co.uk までお寄せいただければ幸いです。